ビジネスに役に立つ脳科学
ニューロンの仕組み
思い出す〜そのニューロンが発火する
・なんども同時に発火しているニューロン同士は、より太い神経で繋がる
様々なニューロンが繋がって、「ニューロンネットワーク」を構築する。
ニューロンネットワークが1つの系として塊が完成すると「理解した」と思う
コアニューロンを作る
「コアニューロン同士のネットワークを作る」ことを意識する
直列回路と並列回路
直列回路→電池とると流れない→理解力がない人
並列回路→電池をとっても流れる。→理解力がある人
全てを直列回路で処理しようとするから、ニューロネットワークが構築できなくなる
3次元にニューロネットワークを構築して、どこか発火できなくても、全体が発火するようにすればいい。
やってはいけないこと
・「わからない」と言う(思う)こと
・潜在意識ではわかっていることがある(顕在化されていないだけ)
・しかし、「わからない」と言った瞬間にわからん理由を探す。
・ピンと来てなくてもなんとなくわかったと思っておくべし!
記憶の仕組み
・脳の中で、記憶の貯蔵庫は大きく分けて2つあると言われている
・海馬(短期記憶)・・・重要かどうか判断する。これは重要か?
・側頭葉(長期記憶)・・・
自分が重要と思っていても、海馬が重要と判定しなければ、記憶には残らない
・側頭葉も、長期的に使用されないデータは消去される。
報酬系
・脳には「報酬系」と言うシステムが存在する
・脳を教育する上で「報酬系」を利用することは必須
・「報酬系」を使えば、動物的本能を超える活動ができる
神経伝達物質
・主に「興奮性」と「抑制性」の2つがある
・こうふうせい〜発火させる、抑制性〜発火を抑える
A1~A7ノルアドレナリン
B1~
ドーパミン・・・一時的な会館
・手に入りそうと言う期待をしている時に、A10神経からドーパミンが放出される
・手に入ると出なくなる。
・ご飯を食べるときは、「一口目」にもっともどー@アミンが出る
・この一連の情報は海馬に保存される。
肥満の人は、ドーパミン出ないんだ。
ドーパミンで感じるもの
・ドーパミンが出た時に感じるのは「(一時的な)快感」であり、「幸福感」ではない
・エネルギーを高めるのは、「幸福感(一体感)」であり、ドーパミンはあくまで行動や習慣のコントロール(モチベーション維持)の為に用いる。
ゲーム理論
・ゲームは、プレイすると「ハマる」ようにデザインされている
・ストーリー性よりも「報酬系」をうまく活用してデザインしているゲームの方が長期的に遊ばれる。→スマホゲームを永遠とやってしまうのは、これ。
・ドーパミンが出る一連の流れが記憶されることで、「長期増強」と言う現象が起こり、神経伝達物質を受け取った時の反応が大きくなる
・つまり、期待による快感はどんどん高まっていく(難易度をあげる)
ポケモン
・いつ伝説のポケモンが出るかわからない
・レベルアップすることで新しいわざ覚えられる
・レベルアップさせていくことで敵を倒し、次のステージに進める。
必ずこうなる、ではなく、100%ではない期待に対してドーパミンが出る。
スキナーの箱
・2種類の鳩を、次の2つの箱に入れた
・Aの箱:スイッチを押すと必ず餌が出る。
・Bの箱:スイッチを押すとたまに餌が出る。
餌が出ない設定に変えた時、スイッチを押し続けたのは、Bの箱に入れた鳩だけだった。
・つまりゲーム理論に置いて、報酬系を利用するには、「成功」だけ出なく「失敗も必要
依存症
FB,Youtube、TwitterSNSなど
全て報酬系を利用して、滞在時間を伸ばすようにデザインされている
永遠とやってても、意味ないのにやり続けてしまう。生産性もないのに、、、
もっとやるべきことがあるのに、、、、
古いパソコンだけで動く、新しいパソコン
報酬系にブレーキをかける神経にブレーキをかけてしまう。
アルコールを飲むことで、他のものに依存しやすくなる。
GABAが抑制する。
エネルギーが切れる
情報の位置エネルギー
位置エネルギーが高い(情報量が少ない、包摂する情報量が多い、シンプル)
↓
位置エネルギーが低い(情報量が多い、包摂する情報量が少ない、)
抽象度の改装
情報エネルギー
アウトプットの注意点
・学んだことは、それを実践してふに落とさないと、その情報を喋っても「空気感」が乗らない
・すると、位置エネルギーは下がり、ただの「情報量(bit数)の少ない情報になってしまう
エネルギーが下がったら、こうする。
と条件を設定しておく。
1つトリガーを作っておく。・・・この言葉を使ったら、古いパソコンをシャットダウンする。絶対にそれを守る。
ユーチューブを見続けたら、ドーパミンの生で、、、
頭をよくするための3つの力
・ゲシュタルトを作る力(全体像をつかむ力)
・ズームイン、ズームアウトの力
・記憶する仕組みを作る力(記憶する仕組みを自分で作る力)
Googleマップ
・脳の構造上、Googleマップの構造を作って記憶するのがもっとも合理的(拡大すると細かくなる)
まずはもっともシンプルな情報(公理)だけを覚える
一番大事な情報に、情報をぶら下げるイメージ。
公理とするもの
1princeple
動物
2.二項対立
3トリニティ
文章を書く時、必ず上のいずれかの構造が脳内で作られることを意識して書くようにする。
参考:議論(ディベート)のコツ
1.相手が「公理」としているものを見つける
「〇〇は悪」
2.それを覆す理論を作る。
下層のレイヤーの方法を攻撃しても、別の事例(インスタンス)を持ってこられるだけ。
アウトプットモード
・インプットの段階で、「人に教える意識」をするようにする
・すると、「アウトプットモード」でインプットができるので、情報勝利能力が上がる。
・事例と概念を行き来することで、相手の脳内に階層を作る意識をする。(使わないけどそういう情報)
この1冊の本でスライド一枚できたらいいかな〜っていうマインド
「レビュー記事を書いてやろう!」
脳みそはこの情報意味あんの? って思ってたら覚えてくれない。
セミナー前の数日はインプット量が多い。
スライドに使わなくてもインプット量が上がる。
ゲシュタルトの穴理論
・脳は、一度ゲシュタルトが完成したものは、それを維持しようとし始める
・ゲシュタルトを完成させたら、その「穴」を作る
・すると、「穴を埋めたい!(=ゲシュタルトを完成させたい)」という心理が働く。
英単語帳=飛ばし飛ばしで覚える。
本を読む時、穴を作りながら読む。一通り完璧に読もうとしない。
「万里の長城方式」
飛ばし飛ばし
記憶力を高める訓練
・記憶力は後天的にあげることができる。
・「記憶の仕方」を覚えて、使いこなす
・日頃から「どうすれば記憶に残るだろう?」と考えながらインプットをする癖をつけると、アウトプットの際に、自然と頭に残るように発疹ができるようになる
訓練1:ズームイン、ズームアウト
・「企画」をオファーするときのポイント
・何か1つにフォーカスする
・ズームインしたときに、ゲシュタルトの穴を作り、興味を持たせる。→恋愛でこのシーンで、こういうときのポイントを解説します。
(例:職場恋愛を解説します(それ以外でも聞いてもいいですよ))
ドーパミンが出ないと、申し込まれない
ドーパミンとキャッチーさ
ドーパミンを出すためには、、、
・新しいものにしか反応しない。
・でも、「完全に未知のもの」に対してドーパミンは出ない。
訓練2:感情を込める
・人がもっとも記憶に残るのは「情報記憶」
・「情報記憶」はニューロンが発火しやすいので、そこを着火剤にしてゲシュタルト全体を発火させるようにする
訓練3:ラベリングする
・例えば、「ゲシュタルトの穴理論」というラベリングをして、それを公理として下層の情報を付け足していく。
・「ラベル」をトリガーにしてニューロンを発火させる
訓練4:五感を刺激する
・身体感覚はニューロン発火が起こりやすい
・五感にマッピングすることで、記憶が呼び起こされやすくなる。
例:英語、音読、文章も音読か。
エネルギーがもっとも高い瞬間
・エネルギーがもっとも上がったときの情報(空気、ストーリー)を覚える。
・そのときの空気を、いつでも復活(再現)できるようにしておく
ニューロン発火の補助輪
・AとBのニューロンがネットワーク化されない場合、一旦Cを経由して頻繁にづじ発火させる
・AとBがネットワーク化されたら、Cはデリートする。
Controversyな覚え方をする
・下品な覚え方
・非道徳的な覚え方
・寒いダジャレ
etc。。。
覚えるときだけ使って、覚えたら忘れる
繋がったら忘れる。
中継イメージを作る
1→いちご→ヒトデが食べてる
無駄な情報をくっつけた方がいい。
ストーリー化する
関係ない情報をセットにする
・例)コーヒーのシミの話
シミがついたというストーリー。
本で覚えられない時は、雷落ちたら、雷を本に書いておく。
・ニューロンが発火したらいい。
・発火させる理由(覚える理由)はなんでもいい。
エビングハウスの忘却曲線
復習のタイミングをしっかり
なんども繰り返しやる。
色々勉強するよりも1冊の本とか、いろんなことをやらない。
一枚の紙にまとめる
・記憶を定着させるもっとも効果的な方法は、一枚の紙にまとめる。
・その紙の再現を白紙からできるようにする。
超高速で白い紙を再現できるようにする
暇なときに、白い紙に再現する。
そういう紙を作るときに、
本を何回も読み直すよりも、絶対に濃い勉強になる
ドーパミンを活用した学習
・ドーパミンを活用するために「(それを学んだ先の)理想の世界」を設定し、その臨場感を高める。
・抽象度の低い未来でも、臨場感が高ければドーパミンはでる(ないよりはマシ)
バタフライエフェクト的新世界創造
無目的に勉強をしないんだ!!
理想の未来のためにやる! と決める。
スーパーアウトプットモード
・それを学んだ先の未来において、「喜ばせたい人」を設定する(「メルマガ読者」「セミナー受講者」とかでもOK)
・その人が、どんな状態から、どうなってほしいか、明確にする
→これは、レビュー記事もそうですね。どういう人に?
この人に教えるんだ! という意識でインプットする。
今日のセミナーは受験生に教えるつもりで聞く。
ストレスホルモン
「ストレス」を感じているとき、脳内では「コルチゾール」が分泌される。
・コルチゾールのレベルが高すぎると海馬が破壊される
・しかし、過度なコルチゾールは、記憶の形成を助けてくれる。
「負荷」を歓迎する
・成長、進化するためには、多少の負荷は必要
・より大きな志(理想)を持っていると、それに見合った器を作るために、大きな負荷がかかる現象が自然と起こる。
・全て、自分の成長に繋がっていると考えることで、ストレスは減らすことができる
インプット前提のアウトプット
・答えは全て「空間」にある
・アウトプットしている時が、最高のインプットである
・そのためには、「理想の未来」が重要
・それが明確になり、臨場感が上がれば上がるほど、必要な情報が空間からダウンロードされる。
行動決定の基準
・人は、本当は、「細胞全体で」記憶している
・AIが脳を再現したがっている。
・「海馬の記憶」を元に行動を決定すると「過去の延長線上の未来」が形成される。
・体のエネルギーを整えて、脳ではなく、体に意思決定を委ねることが重要。
メタ視点・・・今の自分から離れた視点で見る。映画を見ている人が、このストーリーを見て、面白いかな? って思う。
予想外のことをする。
予定調和の行動を取らない。
ユーチューブを見ている状態を見られて面白いのか?
脳が支配されている。
コンテンツになるような生き方、行動決定をしていく。